| 古代中国では石材を印材として多く用いられましたが、日本では加工が易しく耐久性もある木材や動物の角などが一般的です。木材は朱肉のような油分に弱い反面、弾力性があるので落下などで欠けにくい長所もあります。水牛はたんぱく質ですから虫に弱く、保管に注意が必要です。象牙はカルシウムで硬いですが、落下による欠けなどがあります。 |
|
|
| 本柘(薩摩柘) |
 |
木材の中で、最も繊維が緻密で硬く粘りがあるのが特徴です。彫刻などや櫛などの加工品に使われ、手にもなじみやすい質感と植物ならではの温かみもあります。
本柘は国産品のことを言い、四季のある日本の木材は硬度とも一級品です。
 |
| 油に弱いので、使用後は必ず朱肉を拭き取りましょう。印面についた油で印材が傷むため欠けやすくなります。保管は日陰の湿気のない所に革袋か印鑑ケースに入れて保管してください |
|
|
|
| 黒水牛 |
 |
インド・タイ・ビルマなどの東南アジア諸国に生息する水牛のツノをパラミンで染めたものです。独特の光沢と耐久性、硬度粘りなどは木材にはないものです。朱肉の付きも良く、汚れも目立たない上、価格も手ごろなので印鑑のスタンダードと言えます。
 |
水牛はケアよりも保管に気を配ってください。水牛の成分はタンパク質ですので、虫に食われる事があります。必ず印鑑ケースに入れて保管してください。低温で埃の少ない場所が良いでしょう。
また、乾燥に弱く縮みやすいので、年に一度位椿油などで油分の補給をすると効果的です。 |
|
|
|
| オランダ水牛 |
 |
黒水牛に対して白水牛とも言われ、オーストラリアが原産地です。オーストラリアは昔オランダ領であったため、この名前が付きました。水牛の中でもひび割れがなく象牙に匹敵する高級印材です。
 |
黒水牛と同様です。ケアよりも保管に気を配ってください。水牛の成分はタンパク質ですので、虫に食われる事があります。必ず印鑑ケースに入れて保管してください。低温で埃の少ない場所が良いでしょう。
また、乾燥に弱く縮みやすいので、年に一度位椿油などで油分の補給をすると効果的です。 |
|
|
|
| 本象牙 |
 |
アフリカ象の牙である象牙は、古くから工芸材として珍重されてきました。水牛に比べても2倍の硬さがあり、印鑑としても最高の材料です。
 |
| 象牙はあまり神経の使う必要のない優れた印材ですが、朱肉を拭き取って印鑑ケースに入れて保管してください。目詰まりしたときなどは、使い古しの歯ブラシで軽くしごいてやるときれいな印影が甦ります。 |
|
|
|
| 書体について |
 |
 |
 |
| 印相体 |
篆書体 |
行書体 |
| 古代中国の印章史の中から伝わる文字で篆書を基に開運を開く書体とされている。 |
殷から秦の時代に作られた大篆・小篆の総称で漢字の基本。 |
楷書と草書の中間的な書体で、書体製紙の発展で急速に広まった |
 |
 |
 |
| 楷書体 |
古印体 |
隷書体 |
| 隷書をさらに書写に合うようにアレンジした書体。書道の手本。正書とも言われる。 |
隷書を基に丸みを付け加えた書体。7〜8世紀に作られ大和古印の伝統を受継いだ書体。 |
秦の時代に作られた篆書を簡略化した実用書体。直線的なのが特徴。 |
|
|
| 彫刻について |
| 当店の印鑑は、専門の職人が字入れをし、高性能ロボット彫刻機で正確な彫刻を施した後、手作業にて仕上をする「手仕上工法」です。 |
 |
|